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レーシック手術後の車の運転と夜間視力について

1年前に、都内大学病院にて視力を矯正させるレーシック手術を受けました。
 手術前の目の状態は中程度の近視と軽度の乱視で、裸眼視力は両眼とも0.2でした。
手術後は、手術直後からかなり見え方が良く、手術後は自分ひとりで電車と徒歩で難なく帰宅することが出来ました。
手術翌日の視力検査では、両眼とも裸眼視力が1.2となっており昼間の見え方はとても良くなりました。
 手術後1週間経過し、車の運転の許可が得られましたので車での通勤を再開しましたところ、夜間の車の運転時の見え方が良くないということに気付きました。
手術前の医師の説明であらかじめ伝えられていましたが、レーシック手術後は昼間の見え方は良好でも、夜間視力は昼間の視力に比べてしばらく低下するのだそうです。
 私の経験したところでは、夜間の車の運転時、街灯や信号の光が散乱して見ようとする光の周りに後光の様に輪になった光が見えたり、対向車のヘッドライトが異常にギラギラと大変眩しく、眼に負担がかかっている感じがしました。
 光が散乱して後光のような輪が見えることをハロー現象、光がギラギラと眩しく感じることをグレア現象といい、レーシックの手術後にはよく起こるものなのだそうです。
医師の説明では、手術後3ヶ月~半年ほどでハロー・グレア現象は収まることが多いですが個人差があるということでした。
 夜間の運転時以外の困った点としては、夕暮れ時の見え方が昼間の見え方よりもなんとなく見えにくいということです。
背景が暗いと見ようとする対象物が背景が明るいときに比べて手術前より見えにくいと感じました。
これはコントラスト感度の低下といわれるもので、こちらは医師からの説明では期限は言及されませんでしたが徐々に気にならなくなってくるとのことでした。


 私がレーシック手術を受けた大学病院では、手術後に大変たくさんの検査がありました。
 まずは翌日、その後は1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、1年後に術後経過の診察と検査で通院しますが、検査項目が毎回10行程ほどあり、時間も1時間ほどかかりました(混んでいるときには2時間ほどでした)。
 検査項目としては、通常の診察(散瞳後)、視力検査(器械による測定と人による測定)、眼圧検査、視野検査、角膜表面の凹凸の検査、涙液検査、角膜の厚みの検査、コントラスト感度の測定(機械の中を覗くタイプと壁掛け式のもの)などです。
その他にも、瞳孔の大きさの検査などの追加検査がされることもあります。
 夜間視力に関係するところでは、視力検査とコントラスト感度の測定が重要なところで、検査後、医師と検査技師からその都度詳しい検査結果とその結果に対する説明を受けることが出来ました。
 ハロー現象とグレア現象の測定では、小さな箱状の検査器の中を覗き、背景が眩しくなるように設定された時と通常の時とで見え方に差があるかどうかを調べて頂きました。
手術後1ヶ月の検査まで手術前よりも3段階ほど悪い結果でしたが、半年後の検査ではほぼ元通りになっていました。
その頃には夜間運転時の見えにくさや疲れはほとんど気にならなくなっていました。
 コントラストの感度の測定では、壁掛け式の検査表で背景が暗い(グレーっぽい)ときと、明るいとき(白に近い)時とで視力に差があるかを測定して頂くのですが、手術前の検査結果よりも1段階ほど低下していて、この検査結果は1年後の測定でも向上しませんでした。
つまり、手術前よりもコントラスト感度は低下したままということになりますが、自分ではあまり気にならなくなっていました。
医師の説明によると、これは自分の脳がレーシック手術後の見え方に慣れて違和感が感じにくくなっているのだそうです。
 通常の光量の中での視力検査では1年後の検査でも1.2を保ち、夜間視力もハロー現象・グレア現象も落ち着き、コントラスト感度の低下も気にならなくなり、現在では昼間の視力も夜間視力も問題なく快適に過ごしています。